2020年4月27日月曜日

ZOOM H2のファームアップデート

今、コロ助の影響でテレワークが広がっていますが、今自分が使っているヘッドセットはオンイヤータイプなので、会議等で1時間も付けると耳が痛くなります。
そこで、オーバーイヤーのヘッドセットを買おうかなと思うも、調べてみるとゲーミング用途が大半でFPSをやらない勢としては、価格の割に用途が違うのが気になります。
であれば、ヘッドフォンとマイクを別にと考えるも、場所を取りそうですし、オーディオIF/マイクは実は引っ越し前に売り払ってしまったので今さら用意するのも気が進まず耳が痛いまま我慢してきました。

それが、FF14のPLLで吉田Pが配信で利用しているマイクがZOOMのH2(H2は既に生産完了。後継機であるH2nは今もファームアップデートが続いています)であるというコメントがあり、昔買ったやつだなぁと思い引っ張り出してきました。

そんな訳で、今さらZOOMのH2のファームアップをしようとする人もいないと思うけど、古い製品であれば同様のことが起きると思われるのでファームアップデート手順をメモしときます。

アップデート方法は、取説にはこう書いてあります。
  1. ZOOM公式Webサイトから最新のシステムソフトウェアをDLする。
  2. システムソフトウェアをパソコンからSDカードにコピーする。
  3. VERSION UP画面を表示させる。
  4. バージョンアップを実行する。
ところが、この手順で実施してもエラーになるので何でだろうと試行錯誤してました。

エラーの原因を結論から言えば、「利用していたSDカードがSDHCだったから」です。

録音ではSDHCで問題なく使えていたので盲点でしたが、ファームアップデートをする場合、SDHC(当然SDXCも非対応)ではダメで、SD規格でないとダメなようです。

令和のこの時代に持ってる訳ないでしょー!!!...と思いましたが、昔のPC用具箱を漁ったところ、幸いにも一つだけ512MBのSDカードが出てきました。中身は空だったので何かの付属品だったのかも?
それを使用したら正常にアップデートできたので、公式の不親切な取説に腹を立てつつZOOM H2のファームウェアアップデート手順を補足して以下に記載します。


1. ZOOM公式Webサイトから最新のシステムソフトウェアをDLする。
  ・https://www.zoom.co.jp/ja/products/field-video-recording/field-recording/h2-handy-recorder#downloadsからファームウェア → H2 System Version1.90をクリックしてH2_v1.90_0.zipを保存する

2. システムソフトウェアをパソコンからSDカードにコピーする。
  ・1.でDLしたzipファイルを解凍する。中身のSYSTEM.BINを取り出す。
  ・ZOOM H2とPCをUSBケーブル(mini-Bタイプ)をでつなぎ、SD規格のSDカード(SDHCやSDXCではダメ)のルートに、SYSTEM.BINをコピーする。
  ・コピー完了後、USB ケーブルを外す。

3. VERSION UP画面を表示させる。
  ・再生/一時停止(▶/▮▮)ボタンを押しながら、H2の電源を入れる

4. バージョンアップを実行する。
  ・ 画面に以下のように表示されることを確認する。
         VERSION UP
      SYSTEM:1.xx => 1.90
      BOOT:1.02
         OK  CANCEL
  ・OKを選択し、バージョンアップを実行する。
※このとき、SDカードを認識しない、ルート直下ではなくどこかのフォルダ配下にSYSTEM.BINが置かれているなどで認識できない場合、SYSTEM:1.xx => *****のように表示され、アップデートに失敗します。


追記1:
・AUDIO I/FとしてPCと接続してマイク代わりに使いたい場合、44.1KHzを選択してください。48KHzを選択した場合は音が認識されませんでした。


2019年6月25日火曜日

トゥルーライズのマーヴ6について

1994年に公開された映画で、監督:ジェームズ・キャメロン、主演:アーノルド・シュワルツェネッガーの「トゥルーライズ」という私がとても好きな作品がある。
そして未だにBD化されていない。なぜだ。

それはさておき、この映画でシュワちゃん演じる主人公のハリーが敵(深紅のジハード)に捕まった際、敵が所持する核が本物であることを証明するためにその説明をさせられるシーンがある。
そのセリフが以下だ。
「最新のコーヒー沸かし機」

違った。こっちじゃない。

「ソ連製のMIRV6だ。SS22N弾道ミサイル用。弾頭には14.5kgの濃縮ウランが詰まっていて、プルトニウム起爆装置付き。1個の破壊力は30kt(キロトン)」

さて、このセリフの以下の5つについてどういうことなのか調べてみた。
 "ソ連製の①「MIRV6」だ。②「SS22N弾道ミサイル」用。弾頭には③「14.5kgの濃縮ウラン」が詰まっていて、④「プルトニウム起爆装置付き」。1個の破壊力は⑤「30kt」"

核兵器に詳しい訳でもない素人の付焼き刃なので理解が違う部分もあるだろうが許容して頂きたい。
  • ①MIRV6
MIRV6という単語でヒットするものはないので、これ自体は実在の兵器ではなく映画上の架空の兵器だろうが、その元は間違いなくMIRVだ。

MIRV(Multiple Independently-targetable Reentry Vehicle)というのは、多弾頭独立目標再突入体のことで、これは「ひとつの弾道ミサイルに複数の弾頭(一般的に核弾頭)を装備しそれぞれが違う目標に攻撃ができる弾道ミサイルの弾頭搭載方式」のことであるという。 「6」の解釈については、MIRVの第六世代型というよりは、核弾頭搭載数が6のMIRVであると考える方が自然なので勝手にそういうものとして考える。
要は、MIRV6は一発撃てば6か所に核を落とせる核ミサイル兵器ということだ。

  • ②SS22N弾道ミサイル
SS22Nとは何のことだろうか。地理的な記号かと思ったが自分の知識には存在しなかったしWebからもそれっぽい情報は出てこなかった。
DVDでは日本語音声が2つ収録されていて、玄田哲章版で見ているが、菅生隆之版では以下のセリフとなっている。
「ソヴィエト製MIRV6だ。SS22Nで発射する。弾頭には14.5kgの濃縮ウランが詰まっており、プルトニウムで起爆する。破壊力は考証30kt。」
どうでも良いが、菅生版では、SS22を"エスエスニジュウニエヌ"、玄田版では"エスエスニーニーエヌ"と発音している。
と思って日本語字幕をONにしたら以下のように出て来た。
「ソ連製のマーヴ6だ 発射装置はSS22N。」
解決した。SS22Nというair launchだった。
アメリカ国防総省の識別番号がSS-N-22なのでおそらくそれをもじった核弾頭発射装置を示す識別番号なのだろう。



以下3つは関連性があるのでまとめて記述する。
  • ③14.5kgの濃縮ウラン
  • ④プルトニウム起爆装置付き
  • ⑤30kt
まず、「④プルトニウム起爆装置付き」について。
原子爆弾は構造上の違いでは二種類に分けられる。
 - ガンバレル型(例:広島に投下されたリトルボーイが)
 - インプロージョン型(例:長崎に投下されたファットマン)

ファットマン以降の原爆のほとんどはウラン原爆のインプロージョン型となる。
メインは濃縮ウラン、起爆装置としてプルトニウムなので、構造上の話であると考えられる。

次に威力となる「⑤30kt」 だ。
核の威力は、J(ジュール)で計算されることもあるが、大抵はTNT火薬1tを基準に語られる。キロトンはkt。つまり、1kt=TNT火薬1000トン分の威力ということだ。
つまり、「⑤30kt」とはTNT火薬30,000トン分の威力ということになる。
ちなみに、広島投下のリトルボーイは15kt、長崎投下のファットマンは22ktと言われている。

最後に「③14.5kgの濃縮ウラン」だ。ここは自分が一番知りたかったことなのでもっと正確に書こう。
  • 「③14.5kgの濃縮ウラン」が破壊力30ktであることの妥当性
単純に原爆としての威力はリトルボーイが15kt、ファットマンが22ktであることは既に述べた。ファットマンはウラン原爆ではなくプルトニウム原爆であり、リトルボーイはウラン原爆である。核兵器の威力は起爆に使う通常弾薬等も含まれるが主たる部分は核融合のエネルギー量であるので、リトルボーイでどれくらいのウランが反応したのかで計算できるはずだ。

Wikiによると、リトルボーイのウラン積載量は約65kgであるが、そのうち核分裂反応を起こしたと推定されているのは1.38%の約876.3gであるという。
それで15ktの威力(5.5x10^13ジュール)だ。30ktの威力ということは単純にウラン換算で倍の1.8kgくらいが格分裂を起こすということになる。14.5kgのうち1.8kg、12.4%が反応すれば良いことになる。
インプロージョン型の場合、ガンバレル型よりも反応精度が高いが、一方でブースターを搭載しない場合は5分の1程度、つまり20%ほどしか反応させることができなかったようだ。

プルトニウム起爆装置については、あくまで起爆装置であるならば核出力の主ではないと考えられるが、一方でプルトニウムはも十分な核エネルギーとなる。
仮にプルトニウム1kgだとしよう。これを原子数に換算すれば 2.58x10^24なので、それが全て反応すれば80TJのエネルギーとなりTNT換算でそれは19ktにもなる。勿論反応率100%ということはあり得ないが、ファットマン同様の20%の反応率だとすればその破壊力はおおよそ4ktにもなる。...はずだ。
とはいえ起爆装置としてプルトニウムをどの程度使うのがセオリーなのかは知らないので何とも言えないが...。

まぁ結局は反応率次第ではあるが、仮に10~15%程度だと考えれば30ktというのは控えめに見た場合で、まぁ妥当なラインと考えられる。

なので、単純に「③14.5kgの濃縮ウラン」が破壊力30ktであることだけの話であれば妥当であると言えるのではないだろうか。そう。あくまでこれを”原爆”としてみた場合は。


というのも、映画で登場する核弾頭は航空機から投下される核爆弾ではなく、弾道ミサイルに搭載される核ミサイル弾頭だからだ。
映像としても円錐形状で登場している。弾道ミサイルに搭載する落下速度はマッハ20以上に達するという。そのため、円錐でなければ衝撃波に耐えられないらしい。
※弾道ミサイルに搭載する核弾頭の入った容器を再突入体と言う。大気圏を出て宇宙空間に行き、また大気圏に突入して目標地点に落下するためそう呼ぶらしい。

MIRVを用いた再突入体が登場するということは、これは核は核でも原子爆弾ではなく水素爆弾であるということになる。1960年代後半に開発されたMIRV用弾頭のW68は既に水爆なのだ。
水爆は基本は二段階で起爆する。プライマリーとして最初に原爆を起動し、その高温・高圧によって、セカンダリーの水素同位体(重水素、三重水素)を核融合させることで原爆以上の破壊力を生み出すことができるというのがその理論だ。

であれば、水爆の核出力はセカンダリーの重水素、三重水素の核融合部分になるはずなので、単純にプライマリー部分がプルトニウム起爆を行う14.5kgのウラン型であるというくらいの意味合いということになる。ただ、それは上述の通りプライマリーのウランだけで30ktの威力が出ると思われるので、セカンダリーの水爆の出力を考えれば当然それ以上となる。
アメリカが1970年に生産したW62(MIRV用の弾頭)で170ktである。これ以降は核出力が増えており、最新のW88では最大475ktにもなるようだ。
もっと古いものであれば、アメリカでMGM-1に搭載されたのW5核弾頭なんかであれば核出力20ktと映画の核弾頭威力に近付くが、これは運用開始が1953年だ。
映画で登場する核弾頭が軍事技術がソ連/アメリカより劣る別の国で生産されたものであるならともかく、ソ連製のMIRV6だという言っている。さすがに映画の時代背景はそんなに古くない。それを思うと、水爆で威力30ktは単純に小さ過ぎるように思える。

よって、「③14.5kgの濃縮ウランが破壊力30ktであることの妥当性」は、プライマリーの威力としては妥当だが、セカンダリー含めた水爆全体の威力としては小さすぎるという結果になる。

さて、素人検討ではあるが一応結果は出たがここから何かを主張するつもりはない。
調べてみた。それで終わりである。

当然、映画に対してイチャモン付けようとかそういうつもりは毛頭ない。
むしろ、アクション映画で原爆と水爆の違いなんて眠気を誘ってテンポを削ぐ愚を犯すわけないので、限られた時間の中で、とにかくヤバイ核兵器を敵が持っているんだぞという説明を誰にでも伝わる最低限のセリフで表現していることが脚本良さを表している。

原爆と水爆の違いを詳しく知っている人間は割合としては多くはないかもしれないが、それでもプルトニウムや濃縮ウランという単語を知らない現代人はいないしそれが原爆に使われていることを知らない現代人もいないからだ。

今なら尼で1000円でDVDが買えるので、おひとついかがだろうか。勿論、手を滑らせてコマンドー(こっちはBDが出てるよ)も買ってしまうこともあるだろうが、それは誰しも経験があることだろう。
あ、そうそう。敢えて一つ主張させてもらえるならば、BDの発売を...どうかお願いしたい。


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アウトプットが大事とはよく言うけど、実際に文字で書いていくにつれ、理解が非常に浅いことに気付かされるものだ。なので、この記事を書くために本を読み返したり、あれこれ調べている間に合計でトゥルーライズ本編が6週目に突入してしまった。

2019年5月6日月曜日

FF14プレイ環境の変更を検討した ~未完~

検討した!完!とはいかなかった。

■グラボ購入
FF14をPCでプレイするにあたり、自分の用途に最適なグラボ(or 次世代PS)は何かを検討してきました。
これまでの検討結果として、自分の用途ではGTX1660Tiがベストだという結論に至ったわけですが、このたびついにRTX2060を購入致しました。

検討結果と違ぇじゃねーかボケェ...。

まぁこれは単純にGTX1660TiとRTX2060の価格差が大きくなかったことが理由です。


現在のGTX1660Tiの価格は、3.3万円~4.2万円くらいの範囲です。各メーカーモデルを平均すると3.5万円くらいです。GTX1660Tiは余り価格がバラけていません。
一方で、RTX2060は3.8万円~5.5万円くらいです。4万円台後半のモデルはOCモデルだったりするのでそれを除外すると4.2~4.5万円くらいです。
GTX1660Tiの最上位モデルよりも、RTX2060の通常モデルの方が性能が良く、しかも数千円の価格差であればRTX2060で良いよねという判断です。

ちなみに自分が必要とする環境を一切無視して価格差だけを見た場合、RTX2060と廉価モデルのRTX2070でも2万円近くになるのでそっちに手が伸びることはなく。


■FF14紅蓮ベンチ
せっかくなのでFHD/最高品質でベンチを取りました。
・CPU:Intel Core i7-8700
・メモリ:16GB

→ 結果:16413

4gamers様などの企業が実施するベンチ環境は、使用CPUが限定版i7-8086Kやi9-9900Kとかだったりしますし、余計なボトルネックが発生しないベンチ用マシンで実施しているようです。その環境で17000~18000くらいなので、そっからどれくらい落ちるだろうという不安もありましたが中々どうして健闘しています。


■FF14 5.0の推奨環境予想


FF14のパッチ5.0のベンチは遅れているようで、吉p散歩で「5末までには...」という発言があったようですね。
 
5.0で必要/推奨スペックは上がるとは思いますが、過去の吉pの発言と、32bit版OS/Directx9をサポート対象外とするという公式発表を見る限り、メモリ周りを増やす対応が主になるんじゃないかなぁと思うんですよね。
ハウジングの設置オブジェクト数とかメモリ周り関連する要望がかなり出ているようですが、当然そのメモリ制限は32bit版PCに応じた数値になっているはずです。
PS4はメモリ8GBで、メモリバス帯域幅が176GB/s(PS4 proなら218GB/s)なので、メモリに関しては実はGTX1060相当のスペックがあります。

つまり、足を引っ張っていた32bit版OSをサポート対象外とするということはそういうことなのだと思われます。
とはいえ、いきなりパッチ5.0でメモリをガンガンに使う訳もなく、5.xを通じて徐々に増やしていくのだと思いますが、そのための素地に手を入れられるのは今回の大型パッチを於いて他にはありません。



なので、GTX1050Ti/2GBは、もしかするとGTX1060/3GBすら推奨範囲から外れて、推奨グラボはGTX1060/6GB以上なんてことになるのではないか?なんて思う訳です。


■ディスプレイ
さて、今さらパッチ5.0の推奨環境予測を持ち出した理由ですが、RTX2060を使用した場合、紅蓮であればWQHDで49~78fps、FHDで58~114fps出るようです。
あくまで企業様スペックでこの数値なので自分のPCでは今回のベンチ結果同様に1割程度落ちると思いますが、パッチ5.0で推奨環境GTX1070以上なんてことはないだろうと踏んでいます。
であれば、RTX2060を使用するのにFHD/60Hzのディスプレイでは持て余してしまうということになります。それは勿体ない。

とすれば、FHD/120Hz~144HzあるいはWQHDディスプレイが欲しいところ。
一方で、TVを6月発売のREGZAに買い替える予定なので、それを使えばFHD/120Hz、WQHD/60Hz(4K/60Hz)のディスプレイ代わりに使うことができます。

今、FHDディスプレイを2枚使用していますが、DisplayPort(以降DP)とHDMIそれぞれで接続しています。
PCと新REGZAを接続する方法はHDMI接続だけです。また、今回自分が購入したRTX2060のI/FはDPx3、HDMIx1(メーカー/モデルにより異なる)なので、HDMIで接続しているディスプレイを使い続ける場合は毎回ケーブル切り替えが必要になってしまい面倒です。
ということで、DP接続できるWQHDディスプレイを購入するのがベスト。

RTX2060の性能を活かすにはWQHD/60HzまたはWQHD/75Hzのディスプレイがあれば良さそうですが、上述の通り、自分のPCでは78fpsは出ないでしょうし、TV使用時とPC使用時でプレイフィールが違うと困るのでWQHD/60Hzの通常のディスプレイがあれば十分。
音響関係でサウンドバーの記事も書きましたが、REGZAにサウンドバーがついてくるのでそちらもクリア。
ということで「検討」は完了し、後はWQHDディスプレイを購入したら環境は全て揃います。


そんな中、FF14推奨モデルとなっているI/O DATAのディスプレイがちょうど良いだろうと目星をつけていたところ、GW中にAmazonの在庫がなくなりました。
ディスプレイ購入までしてFF14プレイ環境日記完結としたかったけど、まだもうちょっと続くんじゃ。

2019年3月22日金曜日

GTX1060 6GB以上でのリアルタイムレイトレーシング対応(4月)


■GTX1660の価格

前回の記事でGTX1660の初値を3~3.5万円くらいと予想していましたが、各メーカー概ねそのくらいの価格でしたね。
NVIDIAのMSRPは高い訳ではないので、あとは日本市場の問題ですが税込みで3.5万円を超えるうちはちょっとコスパが悪いかなぁという気もします。

とはいえ、GTX1660Tiとの価格差が約5000円で、今や3万円を切るGTX1060との差別化もあるので、値下がり幅は大してないだろうと思われます。
そのため、買い替え需要の場合はもう1年くらい待って3万円切りを狙うという手もありますが、そうでないなら機会損失も考えてさっさと買ってしまうというのも悪くはない。

■第一候補はGTX1660Ti
自分の場合は、勿論FF14の拡張5.0の推奨スペックを確認した上での最終判断となりますが、GTX1660Tiを買うことになると思います。
どのメーカーのどのモデルを買うかは未定です。

RTX2060、GTX1660Ti、GTX1660は価格帯が近いので、GTX1660Tiの上位モデルの価格がRTX2060の下位モデルと同じくらいということもあり、実際の購入時期の価格を比較しながら決めることになりそうです。



■GTX10606GB以上でのリアルタイムレイトレ対応
日本語記事は以下のPC Watchの記事で確認できます。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1175561.html

↑によると、新世代のGTX1660Ti/GTX1660、旧世代ではGTX1060 6GB以上がレイトレ対応されるようです。
これはDXR(DirectX 12の機能)での対応であり、配布されるドライバさえいれてしまえばそのまま対応ゲーム内でレイトレが実行可能になります。とはいえ、RTシリーズの性能には敵わないのでエフェクトやレイの数は減らした状態になるようです。
PCとPS4に対応したゲームなんかでは、PS4スペック向けに処理負荷を下げてフレームレートを安定させるための調整が行われますが、そんなイメージでしょうかね。


本件について、以下の対応ゲームが挙がっていました。
・Metro Exodus
・Shadow of the Tomb Raider
・Battlefield V


2019年3月13日水曜日

GTX1660のスペックと価格(リーク情報)

GTX1660のリーク情報です。

GTX1660Tiに続き、GTX1660が3/15(金)に発売らしいです。
既に発売されたGTX1660TiはGTX1070相当の性能です。

さて、GTX1660はどれくらいの性能になるのでしょうか。

■スペック
リークされたスペックは以下の通り。
比較のためにGTX1660TiとGTX1060のスペックも入れときます。

項目/モデル GTX1660Ti GTX1660 GTX1060
CUDAコア数 1536 1408 1280
ベースクロック 1500MHz 1530MHz 1506MHz
ブーストクロック 1770MHz 1785MHz 1708MHz
メモリ GDDR6 6GB  GDDR6 6GB  GDDR5 6GB 
メモリクロック 12Gbps 8GBps 8Gbps
メモリ帯域 288GB/s 192GB/s 192GB/s
MSRP $279/s $229/s --


スペック数値的にはGTX1660の性能は、GTX1060とGTX1070の間、GTX1060の10%~15%程度上の性能ということになりそうでしょうか。
 おや、1月に出た情報だとGTX1660のCUDAコア数は1280だったような...?
とはいえ、新世代と旧世代の世代間差異において、CUDAコア数のような分かりやすいところを増やさないとGTX1060とGTX1660でアーキテクチャがPascal⇒Turingに変わったことしか訴求できません。
しかし、アーキテクチャが変わるのは開発側にすれば凄いことですが、ユーザーからすればそんなことは知ったこっちゃありません。ユーザーが求めているのは実際の性能です。
数値として現れないなら値段も下がっているGTX1060で良いよね、というユーザー心理になるのは必定。

NVIDIAは既にGTX10系で捌けないであろう分を既に決算で計上しているので、GTX1060の在庫を捌くよりは新世代グラボの販売に重点を置いているはずです。
であれば、コスパについてシビアに検討せざるを得ないミドルロー価格帯購入ユーザーに買い替えを促すためにも、単純にCUDAコア数を増やすというのは頷ける処置のように思います。


■価格
上述の表に示した通りGTX1660のMSRPは$229で、GTX1660Tiよりも$50安くなっています。
世代間差異をCUDAコア数でつけた分、GTX1660TiとGTX1660のモデル差異の比重はメモリに置かれていますが、スペックと価格のコスパ比がどうなのかは各ゲームのベンチ結果が出ないことには言いづらいところもありますね。
まぁ、自分が目指すゲーム環境を明確にした上で決めるのであれば、GTX1660でもGTX1660Tiでも、他のRTXシリーズでも後悔はしないと思いますけどね。…RTX Titanお前は座ってろ。

さて、MSRP$229なので、日本での初値は3万円~3.5万円くらいでしょうか。
ここから価格がこなれて現在(2019年3月)のGTX1060(6GB)の販売価格である3万円を切るくらいが買い時かもしれません。
なお、GTX1660のGDDR5 3GBメモリ版も出るそうなので、NVIDIAとしてもGTX1060と同じ路線で売っていくのだと思います。
単純にGTX1060と同じような価格で同じような性能のグラボが出るという見方をして良いでしょう。
GTX1660Tiの価格帯だと実売3.5~4.5万円になるので、端数効果使って\37,980と表示されてもうーん...となりますが、GTX1660の価格帯であれば実売\29,980のように頭の数値を減らした端数効果が使えるのでその分購買意欲を刺激し易いように思いますし、GTX1060の在庫が一段落したら売れ筋になっていくんじゃないでしょうか。

関係ないけど「\29,980」で販売とか言っといて実は税抜き価格でしたってやつ、騙された気になりません? \1,080(税抜き)という表示を見たときとか。


■GTX1660は誰向けグラボ?
FHDディスプレイで普通にプレイできる環境があれば良くて、なるべく安く揃えたい人向け。特に、GTX970等の旧々世代グラボの使用者やGTX1050Ti使用者で、画質を落とせば使えなくはないけどちょっとスペックが厳しくなってきたなぁという人の買い替え需要に適しているように思います。
とりあえずPCゲーム始めたいので大体のゲームの推奨スペックを満たすグラボが欲しい入門者向けと言えるかもしれません。
今使ってるGTX980やGTX1060が壊れたので、同等性能品と交換したいって人とか。
⇒ ただ、ニーアオートマタ(PC版)のように、GTX1070を推奨する重いゲームもあるので事前にプレイしたいタイトルが分かっている場合は推奨グラボの調査は必須です。


あと、GTX1660でもGTX1060でも、3GBモデルは辞めといた方が良いと思います。


2019年3月3日日曜日

FF14プレイ環境の変更を検討する ~音響編~

現在、FF14をPS4 pro/TVでプレイしています。

さて、昨今のTVは薄型/省スペース化が進んでいます。狭い日本の住宅事情ではありがたいことです。
しかし、何事も表裏一体。物事には2面どころかもっと多くの面が存在するように、これを「音」という観点で見た場合、これはどう頑張っても音響のための物理空間が確保できないということであり音質とのトレードオフの関係にあることが見えてきます。


PCを使うときにディスプレイで音を鳴らすなんてことはせず、別途スピーカーを接続するのが当然な訳ですが、どうせならTVでも同じように音響設備を整えたいなぁと思うようになりました。

金をかけないなら適当な2chスピーカーをつなぐだけでも良いのですが、せっかくやるならそれなりの環境にしたいのが人情と言うものです。一方でヘッドフォンは好きではないので必要がなければ使いたくありません。
となると選択肢としてサウンドバー 、オーディオシステム、ホームシアタースピーカー、まぁ呼び方はどうでも良いのですがその類が候補となります。

現在、TVはTV台に設置して使っており、今後壁掛けにする予定もありませんし、TV台自体も広くはありません。そのため、サブウーファー一体型のサウンドバーの導入が自分にとって最善かと思われます。

エントリーモデルであればサラウンド対応のYAMAHAのYAS-108のコスパが非常に良さそうです。しかし、調べると一つ前のモデルであるYAS-107でFF14をプレイしたがお話にならないレベルだったという情報もあります。
とはいえ、サウンドバー一体型のモデルとなると、他はYRT5600(18万円くらい)しか選択肢がありません。さすがにこれは手が出ない...。
低音厨な私はPCスピーカーとしてBOSEのCompanion20を使っていることもあり、BOSEの「Solo 5 TV sound system」も候補には挙がりましたが、これはそもそもサラウンド非対応です。


とまぁ、色々候補を探してはみるものの、結局これというものも見つからず長らく放置していたのですが、そんな中、FF14推奨のパナソニックのサウンドバー「SC-HTB01 」が発売されました。

Panasonic SC-HTB01

外観は約430×52×130mm(突起部除く)、重量は1.8kgということで他の商品に比べてかなり小型化されているような気がします。


じゃぁ中身はどうなんだ?ということですが、開発にあたりFF14のサウンドディレクターである祖堅さんと、効果音等のサウンドデザイナーである絹谷さんが開発に協力をしています。
そのインタビューが以下の2記事で掲載されていますが、かなり本気度が伝わってきます。祖堅さんはPrimals活動にローソンのからあげクンコラボだったり本件製品開発協力だったりと最早本業が何か分からない活躍っぷりです。

4Gamerのインタビュー記事は以下です。
「パナソニックのFFXIV推奨サウンドバー「SC-HTB01」で,スクエニのサウンドチームは何を監修したのか。祖堅正慶氏ら両社のキーパーソンに話を聞く」
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/20190209001/

パナソニックの記事が以下。
https://panasonic.jp/viera/digital_fun/diginata_ff.html?utm_source=twitter&utm_medium=cpc&utm_campaign=201902_va_viera_ME_E_TW&utm_content=201902_va_viera_ME_E_TW_diginata_01


上記のインタビューを読むと分かりますが、Dolby Atmos、DTS:X、DTS Virtual:Xに対応したサウンドバーであることのみを起点とした規格対応の製品を出したという訳ではなく、ゲーム特化の調整をした珍しい(というか初?)のサウンドバーのようです。

モードは以下の3つで、ゲームのジャンルに応じて選択できるようになっているようです。

・RPG(FF14で調整)
・FPS(CoDで調整)
・ボイス強調

インタビューでは、ニアフィールドでの検証は60~80cmということなので、PCでFF14をプレイしている人にも良さそうです。ただ、余りに視聴距離が近い(40~50cm)場合はサラウンド感が大幅に崩れてしまうほどではないだろうが保証はしないとのことなので、自分のプレイスタイルにおける視聴距離は把握しておいた方が良いでしょう。


以下はAV Watchのレビュー記事です。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/torii/1170306.html

FF14とBIO RE:2で製品レビューを行っています。
インタビュー内容とレビュー内容から、例えばメイン用途がゲームではなくて、「広いリビングでゆったりソファーに腰掛けながら映画を見る」ような視聴距離を取るスタイルであれば他の製品の方が良いのかもしれません。
ただ、私のようにTVを使ってゲームする人の視聴距離って1.5~2mくらいになると思うんで、むしろPCゲームユーザー向けな製品である気もします。


以下は、私の個人的な感想ですが、サブウーファーを必要としない一体型のサウンドバーで、新しいサラウンド機能(※)に対応しており、さらにBluetoothによるワイヤレス接続ができてそれなりの価格という製品というのは他にはありませんでした。

※私が新しいサラウンド機能と言っているのは以下を指しています。
・Dolby Atmos
・DTS:X
・DTS:Virtual
DolbyとDTSは別の団体(企業)です。
DTSの方が圧縮技術によりビットレートが高いとか規格的な違いがあったりはしますが、要は、DolbyとDTSどちらのサラウンド規格にも対応しているということです。

・Dolby Atmosでは、Dolbyの従来規格では前後左右の平面上の動きのみだったのが、これに上下(高さ)方向の表現を可能にしています。
・DTS:X/DTS:Virtualでは、ミキシング方式の組み合わせにより、音の定位を前方・左右・後方に加えて、高さ方向の音場もバーチャル3Dサラウンドで再現できるようになりました。


肝心の価格ですが、定価は44,880円です。
しかし、発売から少しずつ値下げが続いており、今はショップによっては36000円台買えるようです。
価格帯が3万円台前半まで下がれば単純に大本命です。
ただし、こういう第一世代モノにはそれ特有の懸念事項があるので、店舗で試聴したり操作感を確かめるのが大事。後継機ならフィードバックが盛り込まれたものになるので余り気にせず買ってしまえるのですが...。
ヒカセンがこぞって製品を買い求めてメーカーが採算取れるやんけ!と判断してくれたらもっとバリエーションが出るかもしれませんが、後継機が出ないことも往々にしてあるので、どこかでタイミング見て買いたいところです。
TVを買い替えるついでに一緒に買ってしまうのが良いかもしれないなぁ。

2019年2月25日月曜日

同メーカーが同モデルのグラボを複数Edition出していることについて

GTX1660Tiが発売されました。

新しめのゲームでは若干上回るようですが、ベンチ性能はGTX1070と同等です。

価格はどうでしょうか。
MSRP279ドルなので、4万円程度かと想像していましたが、実売初値3.6万円~4.5万円のようです。
RTX2060が4.5万円~6万円です。
相対的には差額1万円をどう見るかというところでしょうけど、そういう見方をしてしまうと「自分の求めるゲーム環境」という本来の目的を見失うのでやめましょう。


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では、一言でまとめようとしたけど言葉が見つからずに諦めた記事タイトルについてです。

Nvidiaのグラボ。
今日まででRTX2080Ti~RTX2060、GTX1660Tiが本家含めて色んなメーカーから発売されている訳ですが、同じメーカーで同じモデルを複数Editionを出している場合があります。
例えばASUSのRTX2060は、現在4種類出ています。価格差も1万円くらいに及びます。
こいつらは何が違うのでしょうか?どういう選び方をすれば良いのでしょうか。という話です。
勿論、発売時期が違うだけでリネームしたEditionという訳ではありません。
この価格差は、OC可否、クーラー性能、基盤サイズ、耐久性、メンテナンスのし易さなどによるもの(らしい)です。※異なる利益率も含まれるでしょうが、外からは知りようがないのでそれは考えません。


例えば、基盤サイズ。
デスクトップ小型ケースを使っていたりする場合、ケースが小さければグラボを追加/交換しようにも物理的に入りません。

一方で、基盤サイズが大きければトリプルファンとかで冷やすこともできますが、ショート基盤でファンを3つなんて付けられないので別の工夫が必要になったり、あるいは単純にその分冷えにくくなります。
この「冷えにくくなる」というクーラー性能は、そのままグラボ性能にも影響を及ぼします。簡単に言うと冷えにくい=グラボ本来の性能を出せなくなる(機会が増える)からです。
熱の影響は特にハイエンドモデルで顕著になってくるので、ハイエンドモデルはクーラー性能がとても重要になってきます。最近は水冷モデルのPCも普及し始めていますね。とはいえお気軽に買い替えるかーという値段ではありませんが。
とはいえ、グラボをぶん回せば(負荷が高まれば)、グラボは熱を発して高温になります。
物理的に基盤が高温になり続けると当然基盤がダメージを受けて壊れてしまいますので、そうならないように冷やさなければなりません。
じゃぁPCの設置環境やクーラー性能により、メーカーが規定する温度にまで冷えなかったらどういう動作になるのでしょう?そのままグラボが壊れるまで高負荷/高温が続くのでしょうか?
もちろんそんなことはありません。(勘違いする人が多いですが)
この時は、グラボの処理負荷を下げる(処理性能を落とす)ことで冷やそうとします。グラボが冷えないままなのに高負荷のまま動作し続けるなんてことはありません。
ユーザーから見た場合、例えば60fpsで既にクーラー性能が追いつかないとしたらゲームが60fps⇒50fps⇒40fpsと性能が落ちていくように見えるでしょう。




じゃぁどのメーカーのどれが一番コスパが良いのか?
そんなものは知らん
計測のしようがありませんし、メーカーは自社に都合の良いことしか言いません。しかしメーカーにはアンチも競合他社もいます。今のネットにあるのはアフィとダイマとステマばかりです。

最終的には試すしかありません。自分の運を。


メーカーが異なれば基準が違うので比較は無理ですが、同じメーカーであれば目安を付けることはできるかもしれません。

以下のアスキーのASUSインタビュー記事では、ASUS内でのRTX2060における各Editionの位置付けがあり分かりやすいかなと思います。

ASUSの技術宣伝も入っていますが、どのEditionがどういうタイプのユーザー向けかというのを認識しておけば今後の選択の際に役に立つのではないかと。
 「ASUS本国の“中の人”に聞く! GeForce RTX搭載グラフィックボード詳細解説」
http://ascii.jp/elem/000/001/809/1809318/

>「ROG Strix」は弊社のグラフィックボードにおける最上位シリーズです。ベストな冷却、Aura SyncによるRGBライティングなど、すべてが揃っているフラッグシップモデルですね。「TURBO」はより特殊なフォームファクターで、いわゆるNVIDIA純正の「Founders Edition」に本体サイズを近づけています。GPUクーラーのファンも外排気ですし、SIなどの省スペースで冷却効果を出すような用途向けと言えます。「DUAL」は、ほかの製品と同様に良好な冷却パフォーマンスを求める方、そしてRGBライティングが好きではない方向けです。「No RGB!」という人(笑)。

そんなピンポイントな人はとっとと選んでそうですが、ASUSのRTX2060買おうとしている人で、ゲーミングPC(という名前が個人的には既に好きではないです)の光ってナンボ!みたい機能はいらないな...。
という人はDUALってことですね。ちなみにDUALは2月下旬現在、Amazonで5.3万円くらい。