EYE THEATER HDを買った話
■購入動機
先日首をヤってしまい、数日ドロヌーバとして過ごした訳ですが、薬がなくなってしばらく経っても首はさほど回復しませんでした。
薬が切れてからは人間からマッドロンに格下げされて生きてます。ザキ!ザキ!
で、こうなるとPCで長時間グラブるのが非常にしんどいです。
スマホ使えば寝ながらでもできますが、余りの遅さにストレスでマッハ。
ということで、どうしたもんかなと考えてました。
首に負担がかからない体制で固定する必要があるので、単純にイスをバロンチェアに買い替えて、顎をNod Travel Pillowで固定したら最強じゃね?夢を見るも、口座残高はそれを許してくれません。
まぁ、Nod Travel PillowもKickstarterなのですぐには手に入りませんけど。
っつーか最初NodPodみてーな名前じゃなかったっけ?
そんな中、目を付けたのがHMDです。
そして、そんな矢先EYE THEATERってのが某で紹介されているのを見ました。
■EYE THEATER HDって?
サンコーレアモノショップ(公式)で売っているディスプレイゴーグルです。
HMDという単語を使うと、どうしてもVRやらARを想像してしまいますが、映像・音をHMDに転送するだけです。
こいつの特徴はとにかく安いこと。\24,800也。
なので、無線なんて便利なものはないです。
有線です。映像/音用にHDMIを、給電用にUSB端子を必要とします。
入力は1080p/iのFHD解像度まで対応していますが、表示解像度は1280x800(WXGA)です。
入力がFHDで出力がWXGAってどういうこっちゃという話ですが、WXGA以上の解像度はWXGAまで調整されて表示されるということです。
FHDディスプレイの解像度をWXGAに変更すると、アイコンやらウィンドウサイズが ほっちゃんホアアーッ!!てなるでしょ。あれ。
■他商品との比較
他商品は解像度がもっと低くて4~5万だったりしますし、もっとスペックの良いやつを...とか言い始めるとOculusとかHMZ-T3Wのような10万以上する商品になってしまいます。
そんなもんは買えねぇ。
PS VRは買うけど用途が違う。
■想定使用環境
布団の上で水平になりながら使用します。
部屋が狭いので、布団とPCは直線で2mくらいの距離です。
頭の位置とPCのUSB3ポートの位置、有線ケーブルを直線ではなく多少曲げ曲げしながら接続しても、3mあれば十分だろうという計算。
なので、HDMI延長用のアダプタとケーブル(3m)を追加購入しました。
こいつらで約6千円かかったので、トータル3万円強かかってしまいました。
ハリボーのグミ150個分デブぅ。
■使った感想
及第点というのが正直な感想です。悪くはないです。でも、ディモールトグッドと言える訳でもない。まさに人によります。
【良い点】
寝ながらグラブってるので超楽です。
本来の目的を比較的安価で達成できました。
遮光ゴム付けてるからか1時間くらいやってると眠くなってきます。ダメ人間製造機です。
【悪い点】
・頭痛
「人」による、正確にはその人の「視力」によるのかなと思います。
というのも、EYE THEATERに限らずですがHMDは転送された映像を両目で見るのではなく片目ずつ映像を投影する形になるらしいので、左右それぞれでピント調整行います。
顕微鏡タイプの視力検査を受けてるあの感じ。(伝われ)
なので、普通に両目で物を見たときの利き目で脳内補正かけてくれる感じがないです。私の感覚というフィルターを通した上での話であって医学的にどうかは知りませんが。
私は左右の視力差が大きく(左1.0~1.2、右0.3~0.5くらい)、左右で完全にピントを合わせることができません。基本的には画面中央側にピントをあわせますが、そうすると左右側がボケて見えます。非常に目が疲れます。
結果として、長時間使っていると頭痛がしてきます。
もしPS VRも同じ方式なら同じことが起きるハズ。
普段使わない眼鏡を新調しなければいけないのか。
・遮光ゴムの接地部の痛み(物理)
HMDがズレるとすぐにピントがズレてしまうため、基本的にはずっと本体の重さを顔で支える形になります。
重さは遮光ゴムによりこめかみ付近、目の周りにかかってくるので本体が250gと軽いといっても、さすがに長時間使用していると痛くなってきます。
・反応が遅い
これはPCスペックによるのかもしれません。
オンゲしないからグラボは積まずに内蔵GPUで済ませてるからかも。
→Win10、Corei5-2500K 3.3Ghz、メモリ8GB
■音
通常、EYE THEATERのイヤホンジャック経由で聞くことになります。
私は室内でヘッドフォンとかしたくないので、音はPCのスピーカーから出してます。
技術的には、単に画面の2窓目を用意してそれを転送対象としているだけっぽいので、PCの再生デバイスをスピーカーに変更してやればスピーカーから音を出せます。
■予想外の敵
無線マウスのレシーバがデスクトップPCの後ろにあるため、モノで遮られるとマウスが反応しやがりません。
Logicoolの親指トラックボールを使っているのですが、レシーバを前面USBに差し替えようとレシーバを抜こうとしても全然抜けませんでした。
無理に引っこ抜こうとすると壊れそうなので諦めてPCの向きを変えて対応中。
■その他
スマホがMHI対応であればスマホの映像を転送することもできます。
私のスマホはXperia X PerformanceなのでMHI非対応です。無念。
■グラブル
ガチャ爆死。HRTァ!!