まとめて3件投稿。
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2015/12/12(土)
■大山(神奈川)に登った。
大山(神奈川)_20151212
当初の計画では6月の上旬に行く予定でしたが、なんやかんやでこんな時期になりました。
元々は2月の陣馬山~高尾山の縦走後に計画しており、縦走がかなり大変だったので、今回はもっと気軽に行ける所に行こう!というのが選定基準。
ということで、今回は神奈川の「大山」です。
こんな書き方すると、「てめぇ、山をペロペロすんじゃねぇよ!」と怒られそうですが舐めてるとかそういうつもりはないです。
■大山ってどんな山?
大きな山です。
~終~
■大山
大山(おおやま)というのは神奈川県にある標高1252mの山です。
鳥取の大山(だいせん)ではありません。
山は整備されており階段が多く、山頂には電波塔があります。なお、電波塔奥方面の登山道外を降りたことによる遭難事故があったため、今は立ち入り禁止ロープが張られているようです。
今回乗りませんでしたが、ケーブルカーもあります。
関東圏で日帰り可、初心者向けの山ということもあり、挑戦し易く且つ1000m越えということで登ったなーという実感を得られる山ではないかと思います。
それでいて、「oh,yeah! wasshoi! wasshoi!」という気分になります。なりません。
■ルート選定
・登り:男坂・富士見台コース
・下り:日向薬師コース
■登り
・大山ケーブル駅から男坂→阿夫利神社→富士見台→ヤビツ分岐→山頂
朝早いこともあり、全然人がおらず自由に休憩しながら移動できました。
阿夫利神社の横に鹿がいました。寒いのか身を縮こませてもぐもぐしてました。Cawaii.
あとは、もうひたすら階段という印象でした。しかも、パースおかしくね?っていうくらい急な階段。それがずっと続きます。3分の2くらい行くとその階段ゾーンが終わって山っぽくなって楽になります。
男坂はかなり急な上に階段幅が狭いので、下りでは絶対来たくないなと思いました。階段の上の方で足を踏み外そうものなら、階段落ちどころじゃなく命が落ちそうです。
自分では全然意識していなかったのですが、階段や急な段差等は利き足である右足を使ってソイヤソイヤしているようで、右膝にかなり負担がかかってしまいました。おかげで登りの途中で右膝に痛みが出始めました。
「(右)膝に矢を受けてしまってな…。」
■山頂
雲が厚く、富士山は見えませんでしたが、個人的には富士山に特別な情熱がある訳ではないので
まぁそんな日もあるよね、くらいで単純に山頂からのの眺めを楽しんでました。
特に、海に反射した太陽光が遥かなる悠久の輝きで現代人類の文明を照らし眩しい!見えん!目が痛い!
山頂にはテーブルとイスがあるので、そこで朝食。
前日の雨のせいか、一部テーブル付近は泥水溜まりに覆われ、テーブルとイス自体にも多少の水が溜まっているというトラップが仕掛けられています。転んだら死にたくなるぞ!気を付けろ!
また、山頂なのでさらには冷たい風が吹き付けてすぐに体が冷えます。
ザックの呪いにより背中が汗でびっちゃびちゃだったこともあり、風がビューで背中がピャーでした。
■トレッキングポール
下りは膝に負担がかかるのでトレッキングポールを使う予定でした。
が、トレッキングポールを取り出して長さの調整しようとしたらあっさり壊れました。
享年2回です。
実質1回しか使ってないけどね!15kの良いやつ買ったんだけどなぁ…(白目)
燃えないゴミかな?粗大ゴミかな?と考えつつ、膝サポーターを巻いていざ下山開始です。
この時点で既に、目を覚ました右膝の爆弾岩がぶきみにほほえんでいる。
いつメガンテするか分からずとても不安。
■下り
・山頂→見晴台→日向薬師→日向薬師バス停
登りとは対照的にパースの狂った階段とかはありません。
その代わり、リアス式海岸みてーな蛇行ルートが延々続きます。
途中鎖場があったりもしますが、いわゆる山アトモスフィアによりこっちのルートの方が楽しいです。
■下山後
元々、伊勢原駅の一つ隣の鶴巻温泉駅で風呂入ろうという話だったのですが、日向薬師バス停に向かう途中にクアハウス山小屋がありました。看板見ると、日帰り入浴可、タオルも販売あり、食事も取れるとのこと。
何それ最高じゃん。ってことで風呂入って遅めの昼食を取りました。
暖炉的なもので薪(というより木の枝)を燃やして暖を取っているため風情があります。
風呂は温泉でもなんでもないですが、登山後に風呂に入れるのはとにかくありがたいです。タオル(バスタオル\350、フェイスタオル\250)は販売形式なので準備してなくても問題無し。ただし、日帰り入浴は休日だけで平日はやっていないようです。
食事は、冬季限定で猪鍋があったので注文。他にカレー、ピザ、そばやうどんなどがありました。
飯食いつつ日本酒とホワイトビール飲んで、最早登りに来たのか酒飲みに来たのか、という状態。
■日向薬師バス停
16時台は20分に一本出ているので余り待つこともなく乗車。さすがに日も落ち始めており、16時台のバスは人が少なく5分で寝落ち。
バスはローカルルール、略してよく分からんがあるのでちょい苦手なのですが、伊勢原駅からのバスも、日向薬師からのバスもpasmoが使えるので凄く便利でした。乗るときと降りる時にピッとする方式です。
■時間
登山口に着いたのが7時ちょうど。
山頂までの登りが約2時間半。
山頂からの下山も約2時間半。
クアハウス山小屋から日向薬師バス停まで約30分でした。
■その他
男坂・富士見台コースは足場の関係でトレッキングポールを使うとむしろ登りづらそうな印象でしたが、見晴台→日向薬師コースはトレッキングポールがあると捗ると思います。実際にはトレッキングポールを使えなかったのであくまで印象です。
GPSをONにしてヤマメモで記録していたからか、スマホの電池がガンガン減っていき、山頂時点で既に30%になってました。GPSをONにしなくても良かったかもしれない。持参した充電器では足りなかったので次はcheeroの充電器を持っていこう。
■教訓
今回も下山時の膝の痛みとの戦いになりました。
膝のサポーターだけでどうにかなるかと思ったけど全然だったので、別の対策が必要。
ハイカットの靴なので衝撃が膝に来るらしいというのは聞いたことがありますが、
ガレ場とかはハイカットじゃないと怖いというのもあり、できれば靴を変えずにどうにか対処したい。
歩き方がマズいのだろうか。あとはサポートタイツかな。
あと山頂ガチャしなかったのでそこは間違いなく成長した部分。