2015年12月13日日曜日

最近の話(3/3)

最近の話。
まとめて3件投稿。
(3/3)

2015/12/12(土)
■大山(神奈川)に登った。
大山(神奈川)_20151212

当初の計画では6月の上旬に行く予定でしたが、なんやかんやでこんな時期になりました。

元々は2月の陣馬山~高尾山の縦走後に計画しており、縦走がかなり大変だったので、今回はもっと気軽に行ける所に行こう!というのが選定基準。
ということで、今回は神奈川の「大山」です。
こんな書き方すると、「てめぇ、山をペロペロすんじゃねぇよ!」と怒られそうですが舐めてるとかそういうつもりはないです。

■大山ってどんな山?
大きな山です。
   ~終~

■大山
大山(おおやま)というのは神奈川県にある標高1252mの山です。
鳥取の大山(だいせん)ではありません。
山は整備されており階段が多く、山頂には電波塔があります。なお、電波塔奥方面の登山道外を降りたことによる遭難事故があったため、今は立ち入り禁止ロープが張られているようです。
今回乗りませんでしたが、ケーブルカーもあります。

関東圏で日帰り可、初心者向けの山ということもあり、挑戦し易く且つ1000m越えということで登ったなーという実感を得られる山ではないかと思います。
それでいて、「oh,yeah! wasshoi! wasshoi!」という気分になります。なりません。

■ルート選定
・登り:男坂・富士見台コース
・下り:日向薬師コース

■登り
・大山ケーブル駅から男坂→阿夫利神社→富士見台→ヤビツ分岐→山頂

朝早いこともあり、全然人がおらず自由に休憩しながら移動できました。
阿夫利神社の横に鹿がいました。寒いのか身を縮こませてもぐもぐしてました。Cawaii.
あとは、もうひたすら階段という印象でした。しかも、パースおかしくね?っていうくらい急な階段。それがずっと続きます。3分の2くらい行くとその階段ゾーンが終わって山っぽくなって楽になります。

男坂はかなり急な上に階段幅が狭いので、下りでは絶対来たくないなと思いました。階段の上の方で足を踏み外そうものなら、階段落ちどころじゃなく命が落ちそうです。

自分では全然意識していなかったのですが、階段や急な段差等は利き足である右足を使ってソイヤソイヤしているようで、右膝にかなり負担がかかってしまいました。おかげで登りの途中で右膝に痛みが出始めました。
「(右)膝に矢を受けてしまってな…。」

■山頂
雲が厚く、富士山は見えませんでしたが、個人的には富士山に特別な情熱がある訳ではないので
まぁそんな日もあるよね、くらいで単純に山頂からのの眺めを楽しんでました。
特に、海に反射した太陽光が遥かなる悠久の輝きで現代人類の文明を照らし眩しい!見えん!目が痛い!
山頂にはテーブルとイスがあるので、そこで朝食。
前日の雨のせいか、一部テーブル付近は泥水溜まりに覆われ、テーブルとイス自体にも多少の水が溜まっているというトラップが仕掛けられています。転んだら死にたくなるぞ!気を付けろ!
また、山頂なのでさらには冷たい風が吹き付けてすぐに体が冷えます。
ザックの呪いにより背中が汗でびっちゃびちゃだったこともあり、風がビューで背中がピャーでした。

■トレッキングポール
下りは膝に負担がかかるのでトレッキングポールを使う予定でした。
が、トレッキングポールを取り出して長さの調整しようとしたらあっさり壊れました。
享年2回です。
実質1回しか使ってないけどね!15kの良いやつ買ったんだけどなぁ…(白目)

燃えないゴミかな?粗大ゴミかな?と考えつつ、膝サポーターを巻いていざ下山開始です。
この時点で既に、目を覚ました右膝の爆弾岩がぶきみにほほえんでいる。
いつメガンテするか分からずとても不安。

■下り
・山頂→見晴台→日向薬師→日向薬師バス停

登りとは対照的にパースの狂った階段とかはありません。
その代わり、リアス式海岸みてーな蛇行ルートが延々続きます。
途中鎖場があったりもしますが、いわゆる山アトモスフィアによりこっちのルートの方が楽しいです。

■下山後
元々、伊勢原駅の一つ隣の鶴巻温泉駅で風呂入ろうという話だったのですが、日向薬師バス停に向かう途中にクアハウス山小屋がありました。看板見ると、日帰り入浴可、タオルも販売あり、食事も取れるとのこと。
何それ最高じゃん。ってことで風呂入って遅めの昼食を取りました。

暖炉的なもので薪(というより木の枝)を燃やして暖を取っているため風情があります。
風呂は温泉でもなんでもないですが、登山後に風呂に入れるのはとにかくありがたいです。タオル(バスタオル\350、フェイスタオル\250)は販売形式なので準備してなくても問題無し。ただし、日帰り入浴は休日だけで平日はやっていないようです。
食事は、冬季限定で猪鍋があったので注文。他にカレー、ピザ、そばやうどんなどがありました。
飯食いつつ日本酒とホワイトビール飲んで、最早登りに来たのか酒飲みに来たのか、という状態。

■日向薬師バス停
16時台は20分に一本出ているので余り待つこともなく乗車。さすがに日も落ち始めており、16時台のバスは人が少なく5分で寝落ち。
バスはローカルルール、略してよく分からんがあるのでちょい苦手なのですが、伊勢原駅からのバスも、日向薬師からのバスもpasmoが使えるので凄く便利でした。乗るときと降りる時にピッとする方式です。

■時間
登山口に着いたのが7時ちょうど。
山頂までの登りが約2時間半。
山頂からの下山も約2時間半。
クアハウス山小屋から日向薬師バス停まで約30分でした。

■その他
男坂・富士見台コースは足場の関係でトレッキングポールを使うとむしろ登りづらそうな印象でしたが、見晴台→日向薬師コースはトレッキングポールがあると捗ると思います。実際にはトレッキングポールを使えなかったのであくまで印象です。
GPSをONにしてヤマメモで記録していたからか、スマホの電池がガンガン減っていき、山頂時点で既に30%になってました。GPSをONにしなくても良かったかもしれない。持参した充電器では足りなかったので次はcheeroの充電器を持っていこう。

■教訓
今回も下山時の膝の痛みとの戦いになりました。
膝のサポーターだけでどうにかなるかと思ったけど全然だったので、別の対策が必要。
ハイカットの靴なので衝撃が膝に来るらしいというのは聞いたことがありますが、
ガレ場とかはハイカットじゃないと怖いというのもあり、できれば靴を変えずにどうにか対処したい。
歩き方がマズいのだろうか。あとはサポートタイツかな。
あと山頂ガチャしなかったのでそこは間違いなく成長した部分。

最近の話(2/3)

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(2/3)

2015/11/28(土)
■夜会忘年会
今年も、(私の中での)アイドルユニット夜会の忘年会に参加させて頂きました。
とはえさん、のろくさん、モアイ先生、レトスさん(五十音順1)に、
ゴトソンさん、さくらンの旦那、sleptさん、だてこさん(五十音順2)。
金払って忘年会の模様をサイリウム振ってぴょんぴょん跳ねて観戦しても良いくらいのメンバーですね。それに参加できたのは全くもって光栄です。もはや照栄です。

■鍋
元々はルートビアか日本酒を持っていくつもりでしたが、カニ鍋という予定だったので白ワインを調達。
最近白ワインに嵌りつつあるというのも理由の一つ。
実際は別の鍋になったけど、鍋の味を邪魔しないものを店主に選んでもらったので大丈夫だった筈…。さらっと魚を捌くとはえさん料理スキルの高さよ。

人生初の鰤しゃぶ超旨い。魚の最高の魅力は、店焼肉等での良い肉と違って贅沢してもお腹壊さない点だと思う。
鍋は旨いし、内臓も旨いしでガシガシ食いました。冬鍋良すぎる。
鍋って冬に訪れる幸福の使者か何かじゃねーかな。会社員という煉獄の死者とは雲泥の差だぜ。

■ゲーム
電源を使わない多人数ゲームをやりました。
本のタイトルを組み合わせてベストセラーを作成するゲーム、皆さんご存じNew Born妖怪のストーリーを即興で説明するゲーム、お題に沿って親となる人の心に刺さる回答をするゲーム、ランダムで選択されるひらがなを一筆書きでつなげてお題に沿った文章をつくるゲーム参加者でお題にそった四コマ漫画を1コマずつ作っていくゲームなどなど。

昔から一人で黙々とやるコンシューマゲームをやってきた人間なので、
こういう多人数で行うゲームは新鮮で非常に面白い。脳汁出る。
話の広げ方や場の盛り上げ方が皆さん上手。
そしてその分自分の発想力の貧弱さが恨めしい。

■モアイ先生がガンガン世代でした
嬉しい。
どこかに沢山いるはずのガンガンで育った人に遂に会えました。

■深夜の四コマ
終電モアイ先生とのろくさんと自分の3人で、深夜ゲームをやりました。
その中で、深夜3時頃にやった四コマ漫画作成ゲーム。
どのコマが良かったかを選択する際に投票が割れたときは書き直しとなるハードモードルールです。書き直しになった時のもうネタがない!という絶望感たるや鼻水が止まらない。
この感じがクセになる。ならない。
全然絵が描けなかったので絵の練習をするしかないと思いました。
小学生(低学年)の頃に描いたドラ○もんと、今回描いたドラ○もんの絵が大差なかったというのもある。

■俺枠
JKめしだった。観てなかったけど…。

という訳で楽しい時間を過ごさせてもらいました。
幸福の天使は鍋じゃなくて夜会だった。
感謝の謝辞を御礼畏まってありがとうございます。

最近の話(1/3)

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(1/3)

2015/11/21
■高尾山 20151121_高尾山
紅葉を見に行くぞ!と思い立ち、一人で高尾山へ。


高尾山口駅に一目会ったその瞬間からずっと混雑してました。
人多いかなー?くらいの考えでしたが、そんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ。
何を言っているかわからねーと思うが、ケーブルカー1時間待ちのアナウンスがされてました。



・登り
6号路。
登山者が多いため、6号路は時間帯で規制が入っており、~15時までは登り専用になっていました。人が多くペースはゆっくりになります。その分紅葉を楽しむつもりでしたが色付き始めということもあり紅葉というよりは広葉でした。

・山頂
山頂は、富士山を撮影したり休憩してたり食事を取っていたりでいちゃついていたりで人の嵐です。
いちゃついて通行の邪魔している奴は、そのトレッキングポール気が付いたら長ネギになれ。

そんな状態だったのでそそいと下山。
山頂の写真は他の登山客の顔が写ってしまったので非公開。

・下山
稲荷山コース。
ケーブルカーで1時間待つくらいなら自力で登るよ!って人が多いためかとにかくすれ違いまくりでした。
すれ違い通信でポケモンマスターになれる。なれない。
やったことないけど。
稲荷山コースを6号路だと勘違いして6号路は登り専用じゃないの!って怒ってる人もいました。
自分の登るコースを把握できない人でも登れるのが高尾山の良い所ですね。

・時間
9:30頃高尾山口駅着いて、12時頃にまた高尾山口駅に戻ってきたので、約2H半で工程終了です。
間の時間を除くと、登り/下りともに約1時間です。
ペースはちょい早めでしたが。

・まとめ
人混みが苦手な人は紅葉の時期に高尾山行くのは避けた方が良いですね。

2015年2月15日日曜日

陣馬山~高尾山を縦走した

陣馬山~高尾山を縦走しました。

ヤマメモ_陣馬山~高尾山縦走_20150214

元々は1/31に行く予定でしたが、雪のため翌週、翌々週へと延期をし、結局バレンの日に決行することになりました。
木版画刷らない。


■陣馬山~高尾山縦走
公式によると、
・陣馬山頂~高尾山頂の移動時間(6H)、距離(16.9km)
  とのことですが、自分はまだ山頂まで/山頂からのワープ技術を習得していないため、
  上記に加え陣馬山頂まで/高尾山頂からの移動距離と時間が加算されます。

■ルート
・藤野駅 陣馬山登山口~高尾山口駅
  (藤野駅 → 陣馬山(一の尾根コース) → 堂所山 → 景信山 → 小仏城山 → 高尾山(稲荷山コース) → 高尾山口駅)

メジャーな陣馬高原下からのルートはバスの時間がネックなので時間を気にせず電車で行けるルートを選びました。
ちなみに堂所山は「どうどころやま」と読むようです。

■各山について
・陣馬山  :標高854.8m。ここらへんで一番背が高い。種族は馬、性別は♂。
・堂所山  :標高731.0m。山頂までの斜面がキツくてほとんどの人がスルーする山。影が薄い。
・景信山  :標高727.1m。ここで昼食を取る人が多い。歌がうまいかもしれない。
・小仏城山:標高670.3m。険しいお顔の天狗モニュメント。
・高尾山  :標高599m。タカーオ

■藤野駅~陣馬山頂
藤野駅で降り、陣馬山登山口までの2.5kmを歩き、登山口まで来たら一の尾根コースを進み山頂まで登ります。
一の尾根コースは他のルートに比べ緩やかとのことです。
個人的には登り続けでキツかったです。

■陣馬山頂~景信山
特に朝方は山道が凍結している箇所があるので、軽アイゼンが必要です。
自分が使用したのはモンベルのスノースパイク6ですが、その効果は絶大でした。
氷をざっくり破壊王してくれるので、凍結路に神経を使った歩き方をしなくて済むので道中の疲れも減ります。
また、滑って転んでいる方を数名見かけたので単純に軽アイゼン無しでは危険だと思います。

かと思うと、気温が高くなってくると登山道がぬかるみ、ドロドロのグッチャグチャになっていたりもします。
多少泥が撥ねるとかいうレベルではなく、泥で5cmくらい沈むような場所が多くなってきます。
泥の上で明らかに誰かが転んだ痕にはアーメンを禁じ得ないです。
自分自身泥で滑って転びそうになることが何度かありましたが幸いにもトレッキングポールが転ばぬ先の杖代わりとなり事なきを得ました。

景信山に行く途中、堂所山に行くルートがありますが、これ通れるの?ってくらい急勾配で大抵の人は登らないようです。
同行者も当然行きたくないということでしたが、折角なので自分だけでも行ってみることにしました。
すぐに戻ってこれるのでザックを預けて身軽になり急勾配を登りました。中々のしんどさです。
しかし、堂所山の山頂には山頂標識とベンチがあるだけで、景色も木で遮られている箇所が多く
なんとなく来た甲斐がないなぁというのが正直なところでした。

そんなこんなで、昼前に景信山の山頂に到着するも足元はドログチャ。
泥で滑るし靴は重くなるし、沈むし泥水溜まりがあちこちにあるしでとにかく歩きづらい!
そんな中、景信山の店でなめこうどん、酒まんじゅう、野菜まんじゅうを食べました。
周りを見るとバーナーでカップ麺作ってる人が多かったように思います。

■景信山~高尾山頂
景信山以降は凍結箇所はほとんどなく、ずっと泥道でした。
この頃には膝関節に痛みが出始めたことや疲労の蓄積、さらに泥の悪路に階段としんどい場面が続きます。

途中の小仏城山では、天狗モニュメントがあったり、薪割りをしていたり、
団体客ガイドの人がしおり見ろ!って声を張り上げていたりと様々な感じでした。
ここでは2万年振りに甘酒を飲みましたが旨かった。
まき道通ったら小仏城山に行かないルートになってしまい引き返したことは内緒。


■高尾山頂からの下山
前回の高尾山では6号路登り、4号路下りだったので、今回は別ルートの稲荷山コースで行くことを決めていました。
が、膝を痛めてさらに立っていると生まれたての小鹿ばりにガクガク震える状態で階段だらけの稲荷山コースを下ったのは失敗でした。
膝への負担が大きくかばいながら、休みながらの移動となり、結局通常80分のところ90分かかってしまいました。
高尾山頂から下山を開始したときは15時半前だったので日が沈む前に駅に着くかどうか若干不安がありましたが間に合って良かった。

■下山後
高尾山口駅横の洗い場で靴の泥と軽アイゼンの泥を落とし、高尾駅まで移動し煉瓦屋で飯食って帰宅。
飯を食い終わった後は足が固まって痛みとともにうまく動かなくて歩くだけで四苦八苦でした。駅ホームへの階段は最後の試練でした。

■実際の所要時間
藤野駅出発から高尾山口駅到着までのトータル9.5Hでした。
他の方のGPS記録によると、トータル距離は22kmあったようです。
ちなみに、陣馬山頂~高尾山頂までは休憩込みで6Hでした。

■縦走を終えて
道中は膝と足の親指とザックを支えている腰骨の部分が痛く非常にしんどいものとなってしまいましたが、トレッキングポールや軽アイゼンを初めて使用しましたし、膝の痛みなどの問題点を身を以って知ることができたので、良い経験になったと思います。

・膝が弱いのは昔からなのでランニング時と同じようにサポータを付けるようにして対策をしたい。
・足の指が痛くなるのは靴ひもの締め方が緩く靴の中で足がズレることが原因と思われる。
  陣馬山頂で紐を結び直そうと思ってたのに忘れてしまった体たらく。
・腰が痛くなるのは…どうすれば良いのだろう。何気に下山後には肩にも同様の痛みがあったけど、重量を減らすしかないのだろうけど…。。
  今回であれば、いくつか忘れ物をした状態でザックの総重量が6kgあったのでこれ以上モノを減らすのは難しいかもしれない。
  むしろ、2014年で10kg体重が増えてしまっているため、それを戻すことで膝への負担軽減を考えた方が効率的な気も。